持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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高野山病院に入院しました(一日だけですが)

スタッフの浜田です。

2010年3月22日、三連休の最終日、高野山病院に入院するハメになりました。

入院の内容は、高野山で足の筋肉が動かなくなってしまい、佛舎利宝塔の地下から階段を上がることができなくなり、救急車に助けを求め、高野山病院で一日入院いたしました。(その節はお客様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした)

翌日は歩けるほどには回復したのでそのまま退院しましたが、何とも格好悪い話です。

退院後は一週間もすると、ちょうど一週間後は春の合同法要だったのですが、走ったりしゃがんだり問題なくできるようになり、すっかり大丈夫になりましたが、結局原因もわからず再発もしないので、何とも不思議な感じもいたしますが、やはり寒さが原因だったのではないかと思います。

入院ベッド

昔、骨折で入院したことはありましたが、まさかこのような形でまた入院することになるとは思いもよりませんでした。

高野山病院

せっかくの“高野山ネタ”ですから記念にパチリ。ただ、町の規模から見れば大きな総合病院という感じがしました。


その日は二組の法要のお客様の予定があったので、私が高野山に上がる日でした。

前二日は暖かかったのですが、その日は朝からとても寒かったです。ただそれでも、3月ですから無茶苦茶寒いということはありませんでした。

しかしその日は、私はどうも朝起きたときから足に力が入らず、歩くことはできるが走るのはつらい、という感じだったのですが、「まぁ動いていればリハビリになってそのうち治るだろう」と思っていました。

ところが、途中、橋本駅で乗り換えたとはいえ、約2時間ずっと電車で座りつづけていた(同じ姿勢でいた)のが災いしたのか、すっかり足の筋肉が衰えてしまい、極楽橋駅に着く頃には自分の体重を支えるのがやっと、というくらいまで筋肉が動かなくなっていました。

何とかケーブルカーに乗り込み、高野山駅には社用車が置いてあるのでそこまで歩いていき、とにかく「お客様の案内だけはしなければ」と思い、車で佛舎利宝塔まで行きましたが、駐車場所から佛舎利宝塔までのほんの50m程の間だけもで数回こけてしまう始末でした。

そしてとうとう、佛舎利宝塔の中の階段を降りたものの、最後は足に力が入らなくなり、それ以上立てなくなってしまいました。

以降、何度か立ち上がろうとするものの、階段に座り込むのがやっとで、それ以上立ち上がろうとするとこけてしまいます。

足に痛みもなく、神経はあるし、足先は問題なく動くのですが、どうしても太ももの筋肉だけがうまく力が入らず、ふんばることができません。曲げるとカクンと折れてしまう感じです。

このようなことは初めてですし、まして前日までは何ともなかったのですからどうしようもありませんでした。

「今いるところは階段の一番下だから、下手に途中ですべって落ちるとかえって大怪我をしてしまうかもしれない。まして佛舎利宝塔の中でスタッフがそのようなことになるのだけはマズイ、、、」という思いから、恥も外聞も捨て、休日中のスタッフの前田を携帯で呼び、来られたお客様には「腰を痛めた」ということにして何のお手伝いもせず(できず)、ただ前田が来るのを待ちました。(その節は本当に申し訳ございませんでした)

前田が来てからは救急車を呼んでもらい、救急隊員にかつがれるように脱出してそのまま担架で救急車へ乗せられ、高野山病院へ直行でした。

その日は、とにかく動けなかったことと、もともと翌日も高野山に出勤する予定だったので、会社や家族には「そのまま宿泊する」ということにして、入院することにしました。(「今夜は高野山に泊まるから」と、ウソは言いませんでしたが...。)

その日の血液検査では“カリウムが異常に低くなっており筋肉が痛んだときに出る物質の濃度が高い”ということで、それらを補う点滴を打っていただきましたが、基本的な原因は不明のままでした。

ただ、病院で温めてもらったのがよかったからなのか、夕方くらいからは少しずつ立てるようになり、翌朝にはビッコをひいた感じにはなりましたが、歩けるようになりました。


その後は再発することもなく、「いったいあれは何だったんだ」という感じなのですが、高野山は平地から比べれば5~6℃は寒いところですので、そのつもりで皆様も今後ともご準備をいただければと思います。

あらためて

歩けることの感謝、健康でいられることの感謝、そして、体を大切にすることの大事さ

を身に染みてわかる、いい経験をさせていただきました。

もしかするとお大師様からのメッセージだったのかもしれません。

(浜田)



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