持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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ご先祖様と供養する人の心の安らぎを考える(朝日ファミリー)

朝日新聞グループの朝日ファミリーニュースに記事が掲載されました。


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ご先祖様と供養する人の心の安らぎを考える

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高野山別格本山 持明院

「永代供養」の高野山別格本山 持明院を訪ねて

核家族化で先祖供養の慣習も希薄になり、「いつまで供養してもらえるのだろうか」と不安を感じている人も多いだろう。少子化も進み、結婚すれば双方の先祖供養を担わなければならない人たちもいる。また、ふるさとを離れ都市に住む人は、お墓を持つことも難しい。様々な問題が持ち上がる中、「永代供養」への関心が高まっている。心の安らぎにつながる最も良い方法は何だろう?長年、永代供養を受け入れている高野山別格本山 持明院を訪ねた。

お釈迦さまの功徳 共に受けるために

高野山は、弘法大師空海が修行し、真言宗を開いた日本仏教の聖地の一つ。蓮(はす)の花が咲いたような峰々「八葉連華」に囲まれ、金剛峯寺(こんごうぶじ)を総本山、とする117寺院の堂塔が点在する。

歴史に名を成した人物の墓碑や、日本を代表する企業の供養塔も並ぶ。最も奥に位置する「奥の院」は約1200年前、大師が入定し、今なお座しているといわれる「御廟(ごびょう)」を囲む聖域だ。

別格本山 持明院の永代供養は、この聖地の一角「佛舎利宝塔(ぶっしゃりほうとう)」で行われるという。1984(昭和59)年、別格本山 持明院の故・竹内崇峯大僧正によって開眼供養され、弘法大師が唐から持ち帰ったとされるお釈迦(しゃか)さまの遺骨「佛舎利」を京都・東寺から賜り、奉安した。 「その功徳を一人でも多くの人と共に拝受できるように」という大僧正の願いから始まった永代供養が、時代のニーズにも応える結果となったようだ。

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お釈迦さまの遺骨を奉安してある「佛舎利宝塔」

それぞれの希望や事情に応じる供養

永代供養では、遺骨は持明院で供養の後、高野山奥の院御廟の納骨堂で一定期間供養され、弘法大師そば近くで土にかえる。料金は別途必要だが、一切の手続きは持明院が代行してくれる。

遺骨への思い入れがある場合には、本骨を「五輪塔」におさめることもできる。先祖代々の霊を祀(まつ)る「過去帳」、存命者の功徳を祈願する「現世帳」と共に佛舎利宝塔に安置され供養される。

真言密教で霊力の源とされる五輪塔は、奥の院の墓碑にも数多く見られる形だ。「繰り出し位牌(いはい)」には10枚の供養板をおさめ、母方の先祖を書き入れることができる。家単位はもちろん、個人と女性を尊重する供養のスタイルといえるだろう。

いずれも佛舎利宝塔内に永久に保管される。また、開眼供養済みの「釈迦座像」を自宅で祀ることもできるという。

宗旨・宗派は不問 僧侶が日々供養

弘法大師の「宗旨・宗派は間わず、すべての人々の幸福を願う」という教えに基づき、永代供養墓では誰もがお釈迦さまの仏弟子として迎え入れられる。年会費、管理費なども一切不要。

日々の供養は佛舎利宝塔地下1階の礼拝堂で、持明院僧侶の勤行によって行われ、読経、香華、仏飯をお供え。年2回の彼岸法要をはじめ、年忌、命日の法要は持明院本堂で。先祖に導かれての高野山への旅もよさそうだ。お釈迦さまに抱かれ、日々僧侶の手厚い回向を受ける幸せは、供養する者にとっても心の安らぎにつながるだろう。



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