歴史と自然の大きさ実感(毎日新聞)
- 2010年7月26日(月)
- カテゴリー|新聞・マスコミ
2010年7月26日(月)毎日新聞より
歴史と自然の大きさ実感
山上の霊場が作り出す独特の空気と豊かな自然。世界遺産の高野山(和歌山県高野町)で25日始まった第4回こども高野山夏季大学(毎日新聞社主催)には、小学生60人が参加。かつての参詣道「町石道」を歩いて登り、歴史と自然の大きさを体感した。
泉佐野市の南杏奈さん(4年)は、昨年参加した兄から楽しい話を聞いており、「自然とかお寺とか、そこでしか体験できないことを、私もいっぱいしたい」と目を輝かせた。
こども高野山夏季大学60人町石道に挑む
町石道は、1町(109メートル)ごとに五輪塔の「町石」が建ち、同県九度山町・慈尊院の180町石から高野山壇上伽藍(がらん)まで約20キロ。子供らは、高野町矢立の60町石から6.4キロを歩いて登った。途中、「しんどい」と思わず声に出した吹田市の朝山泰成君(4年)は、埼玉県川口市の澤山昴生君(6年)から「もうギブアップかよ」と励まされ、「まだまだ歩ける」。
【上鶴弘志】
こども高野山夏季大学の町石道ハイキング
語り部の話も聞いた
画像のクリックで拡大します。