現代にふさわしい永代供養墓とは(朝日ファミリー)
- 2010年11月5日(金)
- カテゴリー|新聞・マスコミ
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現代にふさわしい永代供養墓とは
「高野山別格本山 持明院」。先祖に導かれての高野山への旅もよさそうだ
高野山別格本山 持明院 の取り組み
核家族化で先祖供養の慣習も希薄になり、「供養してもらえるのだろうか」「いつまで供養できるだろうか」と不安を感じている人も多いだろう。少子化も進む現代にふさわしい永代供養を受け入れている高野山別格本山 持明院では、心のこもった供養で先祖の霊をお護(まも)りしている。
お釈迦さまの功徳 共に受けるために
世界遺産にも登録されている高野山は、弘法大師空海が修行し、真言宗を開いた日本仏教の聖地の一つ。蓮(はす)の花が咲いたような峰々「八葉連華」に囲まれ、117寺院の堂塔が点在する。
歴史に名を成した人物の墓碑も並ぶ最も奥に位置する「奥の院」は大師が入定し、今なお座しているといわれる「御廟(ごびょう)」を囲む聖域だ。
別格本山 持明院の永代供養は、この聖地の一角「佛舎利宝塔(ぶっしゃりほうとう)」で行われる。「お釈迦(しゃか)さまの功徳を一人でも多くの人と共に拝受できるように」と、故・竹内崇峯大僧正が始めた。
それぞれの希望や事情に応じる供養
永代供養では、遺骨は持明院で供養の後、高野山奥の院御廟の納骨堂で一定期間供養され、弘法大師そば近くで土にかえる。料金は別途必要だが、一切の手続きは持明院が代行してくれる。
遺骨への思い入れがある場合には、本骨を真言密教で霊力の源とされる「五輪塔」におさめることもできる。先祖代々の霊を祀(まつ)る「過去帳」、存命者の功徳を祈願する「現世帳」と共に佛舎利宝塔に安置され供養される。
「繰り出し位牌(いはい)」には10枚の供養板をおさめ、母方の先祖も書き入れることができる。家単位はもちろん、個人と女性を尊重する供養のスタイルといえるだろう。
いずれも佛舎利宝塔内に永久に保管される。また、なかなかお参りできない人は開眼供養済みの「釈迦座像」を自宅で祀り、手元供養することもできる。
弘法大師が唐から持ち帰ったとされるお釈迦さまの遺骨を奉安してある「佛舎利宝塔」
宗旨・宗派は不問 僧侶が日々供養
弘法大師の「宗旨・宗派は間わず、すべての人々の幸福を願う」という教えに基づき、永代供養墓では誰もがお釈迦さまの仏弟子として迎え入れられる。年会費、管理費なども一切不要。
日々の供養は持明院僧侶の勤行によって行われ、年2回の彼岸法要をはじめ、年忌、命日の法要は持明院本堂で営まれる。手厚い回向を受ける幸せは、供養する者にとっても心の安らぎにつながるだろう。
永代供養 Q&A
Q.永代とはどのくらいの期間ですか?
A.文字通り「永代」です。持明院では永遠にお祈りします
Q.申し込んだ後、費用はかかりますか?
A.申込時の供養料(供養の種類によって違います)のみです 個別の法要や、位牌、過去帳の変更は実費です
Q.いつでもお参りできますか?
A.もちろんです。いつでもお参りできます
Q.どのような人に向いていますか?
A.すべての人です。中でも、跡継ぎのいない人や跡継ぎに手間をかけさせたくない人、お墓が遠方にある人、改装を考えている人には最適でしょう