毎日新聞(2012年1月25日)より
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和歌山県の高野山真言宗総本山金剛峯寺の僧侶ら約150人が24日、雪の高野山で寒行托鉢(たくはつ)をした=写真。
寒さの中で宗祖弘法大師の教え「済世利人」を実践しようと、毎年実施している。この日は午前7時29分現在で氷点下4.6度。僧侶たちは黒染めの衣に網代傘(あじろがさ)の修行僧姿で出発した。庄野光昭宗務総長から「浄財は災害復興や原発事故の被災者救済などに生かします」と激励を受け、民家などを回った。託された浄財は108万3275円に上った。
【上鶴弘志、写真も】