静大僧正の喜寿書画展
- 2019年5月10日(金)
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静大僧正の喜寿書画展
高野山大名誉教授本社ビル(大阪・毎日新聞)で開幕 11日まで
高野山大学名誉教授で、清涼院(せいりょういん)住職の静慈圓(しずか じえん)大僧正(76)が制作した「喜寿書画展」が8日、大阪市北区梅田3の毎日新聞大阪本社ビル・,オーバルホールで開幕した。11日まで。入場無料。
静大僧正は、高野山大学在学中、弘法大師空海が残した書の奥深さに触れ、その教えや言葉を表した書、、仏画の制作に取り組んできた。昨年から高野山真言総本山「金剛峯寺」の法印(ほういん)となり、1年間、
宗祖・弘法大師の名代を務めた。「空海として生きる毎日だった」と振り返り、今回の個展を「会場全体を、動きのある立体曼陀羅(まんだら)として表現した」と話している。
会場では書道、仏画など約100点を展示。名古屋市昭和区から訪れた生け花家元、谷村晃甫(こうほ)さん(78)は「自分も曼陀羅の一つとなったようで、心が洗われた」と感じ入っていた。【加藤敦久】
毎日新聞(2019年・令和元年5月9日)より