「山上の聖地高野山」

毎日新聞（2014年10月30日）より

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高野山の四季を40年間にわたって撮り続ける写真家、垂井俊憲さん(64)の写真展「山上の聖地高野山」が大阪市中央区本町２の富士フィルムフォトサロン大阪で31日から開かれる。11月６日まで。

開創１２００年を来年に控える高野山の魅力をさらに知ってもらおうと企画。山上１０００メートルの厳しい自然とそこで生き抜く修行僧の姿などを捉えた写真56点を展示する。また、高野山の神秘的な情景と音楽が融合した映像の公開も同時に行う。

垂井さんは「24歳の時に依頼を受けたのが高野山と関わるきっかけ。撮影を続けるうちに真言密教の奥深さと厳しい自然に魅了されていった。撮影することで私自身の心も救われた。この展覧会は写真人生の集大成」と話す。

大阪市内で展開するスタンプラリー「こうやくんと御堂筋88ラリー」（クールオオサカまちづくり協議会主催）のチェックポイントにもなっている。

午前10時～午後７時（最終日は午後２時まで）。入場無料。間い合わせは同サロン（06-6205-8000）。

【進藤郁美】

展示される写真「1000mの山上。暁の霊峰」

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「山上の聖地 高野山」