こども高野山夏季大学
- 2015年7月24日(金)
- カテゴリー|新聞・マスコミ
毎日新聞(2015年7月24日)より
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小学生60入参加 山内1キロを散策
開創1200年を迎えた高野山(和歌山県高野町)で23日に始まった「第9回こども高野山夏季大学」(毎日薪聞社主催、露印メグミルク特別協賛)。初日は雨のためプログラムが変更されたが、全国から参加した60人は元気に壇上伽藍(がらん)の歴史ある建造物を観て回った。
大人数の共同生活による3泊4日の学びと体験の場。バスで高野山に到着した子供たちは、6班に分かれて山内の約1、キロを散策しながら宿坊寺院「常喜院」に移動した。
松原市の中島梢太君(6年)は「(参詣道の)町意思道(ちょういしみち)ハイキングが中止になって残念だけど、目の前で見た高野山の大門はでかくて、すごいとおもった」と話した。
【松野和生】
大門周辺を散策する子供たち
=和歌山県高野町で、久保玲撮影
毎日新聞(2015年7月26日)より
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瞑想法を体験
こども高野山夏季大学
山上の聖地・高野山(和歌山県高野町)で開かれている「第9回こども高野山夏季大学」(毎日新聞社主催、雪印メグミルク特別協賛)は3日目の25日、真言宗に伝わる瞑想(めいそう)法「阿字観(あじかん)」を体験した=写真・久保玲撮影。
阿字観は、仏(大日如来)を表す「阿」の1文字に心を集中させるという瞑想法。子どもたちは宿坊寺院の「常喜院」近くにある大師教会の大講堂に集まり、座り方や呼吸法を学んだ後、静かな空気を感じなが自分の心を見詰めた。
また、20万基以上といわれる墓碑や供養塔が約2キロにわたる「奥の院」も探索した。1日目夜のムササビ観察に続く2度目の訪間。子どもたちは、地元の高野山高校の生徒6人の説明を聞きながら、武田信玄ら名だたる戦国武将などの墓碑を見て回った。
【松野和生】