窓・日本経済新聞(2018年1月25日)
- 2018年1月25日(木)
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◎雪が積もり、厳しく冷え込んだ和歌山県高野町の高野山で24日、冬の風物詩「報恩托鉢寒行」が行われ、僧侶ら約150人が浮財を求めて家々を回った。
◎高野山専修学院の修行僧、高野山高校宗教科の生徒らも参加。雪で真っ白な金剛峯寺前庭、網代笠に黒い法衣装で整列し、読経とあいさつの後、数人ずつに分かれて町中へ入った。
◎玄関先で読経し無病息災を祈願。浄財を受け取ると、代わりにお守り札を手渡した。午前中に千軒以上を訪問、集まった浄財約108万円は高齢者介護や震災復興など社会福祉活動に使われる。