映画「空海─KU-KAI─ 美しき王妃の謎」を見て
スタッフの池端です。
高野山と縁のあるものの一人として、タイトルに「空海」と書かれた映画があるのであれば、見に行かないわけにはいかないと思い、公開後すぐに見に行きました。
感想は、正直に言いますと「失敗した!」の一言です。
私も高齢者割引が適用されて映画は通常1800円のところ1000円で観れます。それでも「無駄にした」と感じました。
話は空海とは何の関係もなく、主人公は誰でもよかったという点で「だまされた」と思いました。
たしかに、映像はお金をかけただけのことがあって、きれいでした。(しかし、それだけ、と思っています。)
そもそも、中国では「空海」なんて誰も知らないらしいので、中国版の映画タイトルは「化猫物語」のようなものだとお聞きしています。
まさに、映画の内容もこのタイトル通りですので、「空海」に期待をして観た方はおそらく皆さん同じ感想を持ったと思います。