持明院「はすの会」高野山の納骨と永代供養墓

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心の安らぎこそ最上の幸せ(2010春-No.39)

同行二人、お大師さまと歩む清らかな人生

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心の安らぎこそ最上の幸せ

補修を終えて

二十年前建立当時の主旨を今、一度皆さまに思い起こしていただきますように…

故竹内崇峯大僧正が佛舎利宝塔建立時(永大供養募集時)に皆様方に宛てたお手紙を紹介。
佛舎利宝塔の風景
佛舎利宝塔は高祖弘法大師ご入定千百五十年を記念して建立いたしました。

宝塔には弘法大師空海が遣唐使としてこ入唐の折に佛舎利(お釈迦様のご遺骨)をご拝受されたものを昭和五十九年自らに賜り、奉賛の浄行として宝塔を建立、開眼供養し奉安しております。

「佛舎利宝塔」は、歴史上有名な方々が永眠されているすばらしい聖域・高野山奥の院に建てられております。壇信徒だけにかぎらず、宗派を超えて、人生を一生懸命がんばった人たちにふさわしいすばらしい聖域となり、心安らかな日々を過ごせることを祈念しております。

お釈迦様のお守りとともに、持明院では毎日そのための読経と香華をかかさず続けております。

お釈迦様は、健康は最上の利益、満足は最上の財産、信頼は最上の縁者、そしてこころの安らぎこそ最上の幸せ‐法句経‐という遺訓がございます。ご縁を大切に、今日より持明院はあなた様の幸せを願い、末永くお祈りさせていただきます。

少欲知足を心がけて

別格本山持明院住職 竹内崇雄

立春を過ぎましたが、春とは名のみ高野山では、まだまだ冬の眠りについております。

『はすの会』会員の皆様には、ますますご健勝の事とお慶び申し上げます。

年々、春と秋の合同法要では自坊持明院本堂が満員になるほど多くの会員の皆様にご参列頂き、お陰様で盛大に施行いたしております。

また昨年は毎日新聞グループの『佛舎利宝塔』永大供養墓バス見学会も三度実施され、活況を呈してまいりました。

ご存知のように『佛舎利宝塔』は、この世に生まれ、等しく人生を一生懸命にがんばった人たちが眠るにふさわしい、すばらしい聖域に建てられ、ご先祖様とともに現在会員施主の皆様が心安らかな日々を過ごせるようお釈迦様がお守りされています。またお釈迦様は、幸せにすごすには小欲知足(欲ばりにならず、普通の生活を感謝して送る)の生活が大切であるど教えています。

昨年は色々と社会的に問題の多い年でございましたが、いま生かされていることへの感謝の気持を忘れず日々お勤めください。
間もなく春の合同法要を行います。

お忙しい毎日でしょうが、ぜひ高野山にお越しいただき、ご先祖様に皆様のお元気なお姿をご覧いただいてください。

住職

「上善は水の如し」

<はすの会>事務局代表 上善嘗二

私ごとで恐縮ですが、たまたま私の姓が「上善(じょうぜん)」であるため今日まで少なからず老子のことば「上善如水」の影響を受けて生きてまいりました。

老子曰く「上善如水」の意とは『人の理想的な生き方は、水のあり方に学べ。水は地球上にあるものすべて公平に恩恵を与えながら自らはみかえりを求めず人のいやがる所や低きについて謙虚である』と。

今、私は<はすの会>の仕事に関わり、つくづく我が姓による恩恵を感じています。

「上善如水」の訓、これこそ<はすの会>のお手伝いをする身にとって最もふさわしい心ではないでしょうか。

この精神を基本理念とし、自らも我が姓に恥じぬよう人格の陶冶に努め、微力ながら皆様のお役に立てることを願い精進してまいります。
<はすの会>会員の皆様には、これからも心安らかな日々を過ごされんことを心からお祈り申し上げます。

合掌

皆様、明日よりも今日が一番若いのです!

(大阪府Y様 70代女性)

この言葉は、はすの会会員様よりいただきました。

年に十回は夫婦でおまいりに来られて、佛舎利宝塔でお話をいただきます。

年齢は七十歳頃ですがご夫婦共にすごくお元気です。

『人間はやっぱり感謝の気持ちがなければ不幸です。自分たちはご先祖様とお大師様に生かされているのです。困った人がいたら助けてあげないとだめです。

人から頂く知恵には耳を傾けないとだめです。どんなことでも後回しせずに、明日より今日が若いのだから思った事はすぐ行動する事が大事。

一日一日が大事です。生かされているのだから。そして朝起きたら、感謝の気落ちを込めてお経を唱えます。だから幸せです。」と教えをいただきました。

会員様よりいただいた言葉は、とてもたくましく私自身も元気になります。今年もお彼岸を過ぎたら夫婦お元気でお越しいただき、佛舎利宝塔でお会いできるのを楽しみにしております。

塔婆供養の功徳

はすの会合員にお伝えしたい「追善のこころ」より

お寺にある「塔」といえば、大抵の人は三重塔や五重塔などの高い塔を思い浮かべ、「塔婆(とうば)」はそれとは別の物で、一片の木
材に梵字などを記した臨時の墓碑のように思っておられるでしょう。しかし元は、塔も卒塔婆(そとば)も同じで、お釈迦様の遺骨‐佛舎利‐を納めるストゥーパから来たものです。

今から約二千五百年前、お釈迦様が入滅された後、その亡骸は茶毘(だび)に付されました。その遺骨を佛舎利といいます。やがて弟子や信者の間で、お釈迦様への崇敬の念が高まるにつれて、佛舎利の信仰がおこり、舎利は釈尊の身代わりとされるほど尊ばれ、礼拝の対象となりました。この佛舎利を保存し、礼拝するために造られたのが塔婆のはじめなのです。

古代インドの言葉(梵語)では、ストゥーパと呼ばれ、のちに中国で卒塔婆の字が当てられるようになったわけです。塔婆はこの卒塔婆を略した言い方です。

塔婆の頭部は上の五輪塔を簡略にした形で、団(宝珠)・半月・三角・円・方形をしています。これは万物の根元をなす空・風・火・水・地の五大(人体も五大からできていると考えられていた)をあらわしたものです。

この五大に仏さまが輪円具足しているので、「輪」をとって五輪といわれています。また五輪は人体の頭・顔・胸・臍・膝の五処を表し、この肉身そのまま五智円満の仏身であると見なし、墓標や供養塔として造立されるようになったのです。

「この仏塔を拝するは清浄の仏体を拝するなり。功徳荘厳のあつまる処にして、仏身相好の円満せる霊塔なり」と言われています。

このことから塔婆は「功徳聚(くどくじゅ)」とも訳されており、いわば年忌法要のために勤めてきた仏事の功徳のすべてが、この卒塔婆に結集されて、故人に供養され回向され、(ご本尊様の徳が白分にかえってくる)仏果増進の糧となるのです。

また塔婆を一基建立することは仏像を一体建立するのと同じ功徳があるとされるので、法事ではできるだけ一施主一基の塔婆建立を勧めているのです。

別格本山持明院でも奥の院御廟手前の水向け地蔵に塔婆を手向けていただくために、法要後施主様をはじめ、ご親族様にお渡しさせていただいております。

雑感

去る二月九日のNHKのテレビで、個人のお墓を撤去し、合同墓にお骨を一緒に納められておられる老人たちのお話が放映されていました。

その理由は白分の子や孫が田舎に帰って墓参りをするのが大変だし、供養したいという人も少なくなってきているからだという。

このような時代の変化を先取りして、先見の明がある真言宗・高野山持明院の竹内崇峯・大僧正は二十数年前に佛舎利宝塔を作って、人間の魂を未来永劫に供養するべきだとおっしゃったのです。

本来、宗教は心の悩みを持っている人を救うのが努めと言われてきました。我々はこのような宗教の原点に戻って、はすの会を作り、営業もさることながら、身を粉にして働きながら皆様のお手伝いをしたいと考えているのです。

他人には言えないような悩みを持っておられる方もおられるかもしれません。そのような方はどうぞご遠慮なく寺月会に連絡してください。喜んであなたのお手伝いをしたいと思っています。

このNHKのニュース番組を見た時、私達の仕事の責任の重たさに身の引きしまる思いでした。それがはすの会の任務だと思います。

合掌

春季合同法要・今年は3月28日(日)

編集だより

ご遺骨をお持ちの方、お困りの方のために

持明院納骨法要のご案内

現在、ご遺骨をお守りしておられます、ご家族・ご親族の方々からインターネットやホームページを通じて、お大師さまのお側、奥の院御廟の納骨堂にお納めしたいというご要望が増えてまいりました。

そこでこのたび持明院様にお願いし、どなた様でも永遠の安息を念じておられる故人のこ遺骨をお納めすることができるようになりました。

従いまして、ご納骨でお困りの方が会員様のお知り合いの中におられましたら、<はすの会>事務局までお気軽にご連絡ください。納骨法要、年忌法要等、現在のしきたりどおり執り行わせていただきます。

春季合同法要のご案内

高野山にも春が訪れようとしております。
今年も皆様ぜひお参りにお越し下さい!

◆日時 平成22年3月28日(日)12時30分より
(雨天の場合も決行いたします。)
◆場所 持明院本堂
(持明院入口で受付、記帳をお済ませ下さい。)
◆仏舎利宝塔のご参拝 午前・10時~11時30
午後・法要終了後~15時10分

おねがい

  • 当日は混雑しますので、12時15分頃までにお越し下さい。
  • 佛舎利宝塔には上記の時間帯に係員がお待ち申し上げております。
  • ご昼食ご希望の方は『はすの会』にお早めのご予約をお願い申し上げます。
    電話(06)6348-0338、ファックス(06)6348-0170、予約ページ
    お一人様2,100円(税込)です。お飲物はご一緒にご注文して下さい。
  • 南海電車特急券(こうや号)は1ヶ月前から販売しています。
  • その他ご質問等は『はすの会事務局』までご連絡下さい。問い合わせページ

南海電車時刻表(土曜・日曜日用)

難波駅発 高野山駅着
7:24 9:18
8:00 (こうや1号)

9:33

8:12 9:57
9:00 (こうや3号) 10:34
9:02 10:45
9:24 11:06
10:00 (こうや5号) 11:32
10:02 11:53
10:24 12:07
11:12 (こうや7号) 12:49

高野山駅発 難波駅着
13:18 (こうや8号) 14:50
13:39 15:24
14:03 16:02
14:40 16:24
15:03 17:02
15:19 (こうや10号) 16:50
15:45 17:36
16:20 (こうや12号) 17:50
16:31 28:24
16:56 (こうや14号) 18:26

※この時刻表は平成22年3月1日から11月30日までのの土曜、 日曜日用です。
※直通以外に橋本で乗リ換えが必要な便も含まれておりますが、発着の時刻は上記の通りです。



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