アニメ「タイムボカン・逆襲の三悪人」で空海をテーマにした回があります。
タイムボカンと言えば、今から50年前の1975年(昭和50年)に放映された、タツノコプロの看板作品です。
主人公よりも、敵役である三悪と呼ばれる「女リーダー、科学者、怪力男」の組み合わせがいい塩梅となってギャグを深いものにして、人気が出ました。後続番組の、ヤッターマン、ゼンダマン、オタスケマン、などすべてにこの三悪が出ており、これらを総称してタイムボカンシリーズと呼ばれています。
そこで、2016年(平成28年)にこのタイムボカンが、「タイムボカン24」というタイトルでリメイクされました。
この新しいタイムボカンでは、今まで考えられていた歴史に間違いがあり、その本当の歴史を、大手出版社は書籍の修正に費用がかかる、という理由で、窓際部署に勤務する三悪に、書籍の通りの歴史になるよう過去にタイムトラベルして改ざんさせようとするのを、時空管理局に勤める主人公たちが、正しい歴史になるよう守る、という話です。
(例えば、「ライト兄弟は実は一人っ子だった」とか「紫式部は、“紫式”部という部活動だった」など)
そしてこの「タイムボカン24」の続編として翌2017年に「タイムボカン・逆襲の三悪人」というのが放映されました。
こちらは古今東西の偉人を取り上げ、彼らが持っているダイナモンドという石を三悪が奪おうとするのを、時空管理局の主人公たちが妨害して、持ち主が持ち続けられるようにする、という話になりました。
その際、各偉人の逸話をうまく番組に取り入れて紹介しております。
各種配信サービスを利用すると、今でも観ることができます。
その他、アニメでいえば「ねこねこ日本史」というものでも、空海を取り上げた回がありました。